LILICA STORY -リリカの子作り記録-

俺はこの春から高校生、実家から離れた高校に入学予定だ。先週中学の卒業式があり、こちらへは引っ越してきたばかり。

この町は母親の出身地、生まれ故郷だ。母の両親は他界しているので、実家はもうないが、母の弟がこの町に住んでいる。しかも独身一軒家持ちで。

さらに入学予定の高校の理事長が母親の幼なじみときた。俺にとって何と都合の良い町だ。

実家が田舎すぎて交通費がばかにならないので、おじさんの家から近い高校で、しかも知り合いが理事長という高校に進学することになった。

だというのに、おじさんは何故かこの春から海外赴任、この家を俺一人で間借りすることになった。

おじさんは一人暮らしのくせに、一軒家を持っていて高級車持ち。有名企業に勤めていて結構な金持ちだった。

「何で一人暮らしなのに客室まであるんだ・・・?結婚して子ども作る予定あるのかな・・・」

まあいい、おじさんには感謝しかない。いつ帰ってくるのか全く知らないが、高級住宅で高校生一人暮らしが始まった。

料理はできないし、家事も全くしたことがないので不安しかないが、とりあえずやるしかないのだ。

入学まであと2週間、この生活になれるしかない。カップ麺とカップ焼きそば、レトルト食品は昨日ドラッグストアで買いためた。日用品もそれなりに買った。洗濯・・・くらいはできる。

生活に慣れたら、料理もしてみるつもりだ。

「はあ、今日も身の回りの準備だけで一日終わってしまったな。寝るか。」

慣れないベッドに横になり、一人静に眠りに落ちた。


【翌朝】

つんつん、何か頬を突かれているような…?

・・・ッ!!?

目を見開くと、目の前に美女がいた…!?

「ええええ!?だ、だれ?」

ベッドで寝ていた俺の体の上に跨るように俺と同じ年くらいの女の子が・・・、しかも・・・裸・・・!

「リリカだよ!おはよ!

「???だれ・・・」

よく見ると、耳が長い。(エルフ?・・・)

「なんで裸で、しかもどうやってここに入ったんだよ!」

「えへへ、分かんない!突然ここにきちゃったみたいっ」

全くもって意味がわからない。

「と、と、とりあえず服着ろよ!!!」

「えっとね、ここに来たら服がない状態だったの!」

「どういうことだよ!」

とりあえず、昨日脱ぎ捨てていたTシャツを渡した。

「とりあえずこれ着ろよ」

「ありがとう!」

「って、おまえ誰だよ・・・!?」

「リリカだよ!」

(こいつバカかも知れない・・・)

「ちがう!どこからどうやって来たんだよ・・・しかも耳長いし・・・?」

「えっとねえ~」


長ったらしい話を掻い摘んで説明すると、どうやら本当にエルフだそうで、転移魔法の実験台にされたそうだ。リリカの生まれ育った世界のエルフは9対1の割合でしか男が生まれず、リリカの住んでいたエルフの里では男のエルフが年々減ってきて、子孫を残すために人間とコンタクトを取ろうと試みている、という話だ。それって・・・つまり・・・?

・・・ゴクリ、つばを飲み込んだ。

(今は深く考えるのはやめておこう)

「で、リリカさん、どうやって帰るの?」

「え~!わっかんな~い」

笑顔で言われた。天然のようだ。とても厄介である。

「え・・・どこで暮らすつもり?」

「行くところないし~、いろいろ教えて欲しいし!一緒に住んでいいかなあ?」

「はぁ?」

(えっと、ひとつ屋根の下で美人エルフと二人で生活・・・!?うれし・・・いやどうしよう、親やおじさんにバレかねない)

どうしたらいいか考えた、が、答えは出ず。

どうしようもないので母親に電話することにした。

「かあさん、あの・・・、知り合いの女の子がちょっとした事情で行き場がなくて、おじさんの家だけど、今、俺のいる部屋に泊めてあげてるんだ。」

母「あら、そうなの?大変ねえ。じゃあ、その分仕送り増やしてあげるから、その子泊めてやりなさい?世の中助け合いが大切なのよ。」

(そういえばうちの母親も少し抜けているような価値観がずれているような人間だった。怒られずに済んでよかった)

母「どんな子なの?かわいいの?」

(ちがう、普通聞くところそこじゃない!)

「え、えっと、金髪で同じ年で可愛い子」

母「あら!かわいいのね!お嫁さんにピッタリね!」

「何言ってんだよ!」

母「外国人さんなの?」

「そ、そうだよ。リリカって言う子で・・・」

(あながち外国人というところは間違っていない・・・)

母「あら~かわいい名前ね。嫁と上手くやっていけるか不安だわ~」

(話がぶっ飛びすぎている、いつも通りのぶっ飛んだ母だ)

(天然な母をこの際うまいこと利用してみよう・・)

「あの、この子も一緒に学校行っていいかな?」

俺はとっさに思いついて話した。

母「そうねえ、私が理事長に話をとおしておくわね。リリカちゃん?今度夏休みにでもうちに連れてきなさいな~」

「あ、うん、そうするよ」

リリカ「お母さん!リリカだよ!よろしくね!」

「おいバカッ!静かにしてろって言っただろ!」

母「あら、可愛い声ねえ~。早く会いたいわ」

その後リリカと母が話をはじめて・・・1時間ほど経っただろうか。

結局エルフということもバレてしまったが、何も動じない母はやはりおかしいのではないか?

話はうまく進んでいるので良かったのだが―――。


その後、母親が理事長に話を通し、リリカも同じ高校に通うこととなった。

トントン拍子でいろいろと話が進み、自分でも理解が追いついていない。

寝室から出て、いろいろと朝起きた出来事を頭の中で整理しながら1階のダイニングへと向かう。

(とりあえず、朝ごはん作って食べるか…。確か卵とベーコンを買ったはz・・・え?)

リリカ「やっときた!ほら、朝ごはん作ってるよ~❤」

早速勝手に人の家で料理を始めている。しかも・・・!裸エプロン!?

興奮して鼻血が出そうだ。

女の子の裸なんて、さっき生まれて始めてみたばかりなのに、童貞の俺には本当に刺激が強すぎる。

「リリカさん!?何してるの!!」

リリカ「朝ごはん作ってるんだよ~」

(違う、そうじゃない)

「何で裸エプロンなのかを聞いてるんだ!」

リリカ「だって、人間ってこういうの好きだって知ってるよ!」

「そんなのどこで覚えたんだよ!」

リリカ「人間の世界から飛んできた本に書いてあったよ?」

「ほ、本?リリカの世界に、人間の本?」

リリカ「禁書っていう薄い本に書かれてた❤」

(薄い・・・本?ほう・・・?)

リリカ「人間の世界のエッチなマンガってやつでしょ!?私たちの世界ではエッチすぎて禁書扱いなの❤」

(なぜそちらの世界に・・・たぶんR18同人誌が・・・?)

謎は深まるばかりだ。

リリカ「ほら、脱いで!」

「!?!?!」

いきなり脱がされた。パジャマのズボンを。

丁度アサダチしていた俺のイチモツをリリカが握り・・・。

リリカ「あっんっ❤」

リリカ「んぅ❤」

ペロペロ クチュクチュ ちゅぱっ❤ レロレロっ くちゅっ❤

これがフェラチオというものの気持ちよさなのか・・・!

童貞の俺には刺激が強すぎる。

(イ、イクッ・・・)

どぴゅっ

舐められて一分も経っていないのにリリカの口の中に出してしまった。

リリカ「ゲフッ、・・・いっぱいでたねぇ❤」

「ご、ごめん、気持ち良すぎて」

リリカ「いいよぉ❤人間の朝の挨拶ってこうやってするんでしょ?❤ちゃんと人間の世界の勉強してきたよ!」

(何か間違っているが・・・これはこれで素晴らしい朝なので否定はしないでおこう)

「最高の朝だよ!」(苦笑い)

リリカ「ふふふ~♪喜んでくれてうれし❤朝ごはん一緒に食べよ!」

リリカと二人暮らし、女の子とふたり屋根の下。

しかも年頃で、料理もできて、何か間違っているところはあるけど性生活にも困らなさそう・・・最高じゃないか!

いろいろと大変なことが多そうだが、俺の生活はもしかしたら充実し始めたのかもしれない。戸惑いも大きいが、嬉しさも大きい。

これからどんな生活が待ち受けているのだろう。

まだ高校が始まっていないというのに・・・、ハプニングが起こりすぎだ。

今後どうなっていくのか、俺も全くわかない―――。


to be continued